五箇山から世界へ
フレンチボウの真髄を受け継ぐ弓職人・大瀬国隆の工房は世界遺産の合掌造りで有名な富山県五箇山にあります。豊かな自然に囲まれた環境で、一本一本特徴の異なるフェルナンブーコの声を聴きながら弓作りに打ち込んでいます。世界が認めた匠の技で丹念に仕上げられた大瀬の弓は、国内外の演奏家に愛用されています。
ABOUT BRAND
ブランドについて
五箇山から世界へ
フレンチボウの真髄を受け継ぐ弓職人・大瀬国隆の工房は世界遺産の合掌造りで有名な富山県五箇山にあります。豊かな自然に囲まれた環境で、一本一本特徴の異なるフェルナンブーコの声を聴きながら弓作りに打ち込んでいます。世界が認めた匠の技で丹念に仕上げられた大瀬の弓は、国内外の演奏家に愛用されています。
匠の技
大瀬の弓作りは木材を厳選するところから始まります。名弓を作る上で最も重要なのは素材選びであるという信念から、完成した弓が演奏される姿を心に描き、入念に手入れされた道具で削り込んでいくことで杢目を見極めます。豊富な経験に裏付けされた感性と熟練の技術により、熟練の技術で優れた木材を美しい道具へと生まれ変わらせていくのです。
大瀬国隆
KUNITAKA OHSE
弦楽器専門店における約10年間の修行を経て、’83年より弓製作を始める。’90年パリへ留学し、弓製作の第1人者であるS.トマショー氏の薫陶を受ける。’94年バイオリン・ソサエティ・オブ・アメリカ(VSA)第11回国際製作コンクールにてチェロ部門金賞受賞。’95年マンチェスター国際チェロフェスティバル銀賞受賞。
PRODUCTS
商品
VIOLIN BOW, TOURTE model,
KUNITAKA OHSE
F.X.トルテ後期の名弓がモデル。深く輝く美しいフェルナンブーコ材を用いて、大瀬が巨匠の技を現代に蘇らせた。自由自在な弾き心地と豊かな音色が実現されている。多くのプロ奏者が愛用。
CELLO BOW, TOURTE model,
KUNITAKA OHSE
F.X.トルテ後期の作品にインスパイアされて設計したモデル。宝石のように煌びやかな極上の素材を用いて、大瀬が現代の名弓に仕上げた。トルテの豊かな音色と多彩な表現力を再現している。多くのプロ奏者が愛用。
COLUMN
コラム
D.Peccatte & E.Sartory
ペカット & サルトリー トルテに迫るフレンチの2大名工
ドミニク・ぺカット(1810-1874)
トルテとともに19世紀を代表する弓製作家。最初にビヨームの工房で研鑽を積んだあと、リュポの工房を引き継ぐ形で独立した。ぺカットの弓はトルテ後期の弓を発展させたもので、ハチェット(マサカリ型)ヘッドが特徴。一流演奏家やコレクターから高い評価を受けており、オークションではトルテに次いで高値で取引される。
ユージン・ニコラ・サルトリー(1871-1946)
フレンチ・モダン・ボウを代表するメーカー。父に弓作りを習ったあとシャルル・ぺカットやラミーの工房で研鑽を積み、若くして独立。複雑な楽曲においても安定して演奏ができるよう工夫を重ね、現代弓の完成形を創りだした。サルトリーの弓はトルテ前期の弓を発展させたもので、スワンヘッドが特徴。近年最も人気が高いフレンチ・ボウのひとつ。
PICK UP
ピックアップ