Archet - アルシェ 「弓」の専門メーカー

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COMPANY

会社概要

ABOUT US

会社概要

社名(商号)

株式会社アルシェ

設立年月日

1983年(昭和58年)4月15日

本社所在地

〒112-0002 東京都文京区小石川2-2-13

工場

〒250-0876 神奈川県小田原市中新田 328-3

代表電話番号

0465-48-8851

代表者

代表取締役社長 堀 酉基

資本金

6,000万円

従業員数

13名

事業内容

弦楽器・楽弓製造

HISTORY

ヒストリー

 ピグマリウスは1976 年、株式会社ビオリーノの前身である文京楽器製造株式会社から誕生しました。当時よりすでに国際的なバイオリン・ディーラーとして活躍していた文京楽器は、ストラディバリをはじめとするオールド名器の取引を通して「限られた演奏家だけでなく 一般の愛好家や未来 を担う子供たちに良質な楽器を提供したい」という想いを募らせていました。その想いを形にするべく、培った豊富な経験と高度な技術を結実させ新作バイオリンの製作が始まったのです。

 数年間に及ぶストラディバリの徹底研究を経て発表されたビグマリウスは優れた設計、美しい音、芸術的な仕上がりによって、日本のみならずヨーロッパやアメリカのマーケツトにも衝撃を与え、以来多くの優れた演奏家たちに支持されています。 ニューヨーク・ジュリアード音楽院・バイオリ ン科主任教授であったドロシー・ディレイは、ピグマリウスの素晴らしさを認めて賛辞を寄せるとともに優秀な教え子の一人である五嶋みどりにその使用を薦めました。彼女は1/2 サイズのピグマリウスで練習を重ね、やがてカーネギーホールでデビューを飾ることとなります。

ピグマリウス。それはものづくりへの情熱。

 ビグマリウスの理念、それは「古典への尊敬と造詣に基づき、技術と美しさを融合しながらすべての演奏家に優れた楽器を提供すること」。名器を尊重することは、単なる模倣に 陥ることではありません。私たちはストラディバリをはじめとする名器の中に崇高な創造性を見いだしているの であり、それをいかに現代に活かしていくかという“実践“こそが重要で あると考えているのです。 “音の出る道具“という概念を超えた「プレイヤーの創造性を刺激する楽器」。私たちは昔日の名工たちに想いを馳せながら理想へ向けて日々歩み続けています。

 アルシェは、株式会社文京楽器と株式会社プリマ楽器の共同出資により1983 年に設立されました。「ピグマリウス」を立ち上げて数年が経っていましたが、納得して合わせることのできる弓がありませんでした。特に子供用の弓は大人用を短く切っただけのもので、すでに発展していた日本の幼児音楽教育に見合うものではありませんでした。また当時欧米にもこうした要望に応えてくれるメーカーがなかったこともあり「世界最高の弓を、自らの手で作り出そう」という志のもと、私たちの弓づくりが始まったのです。

しかしノウハウがほとんどない状態からのスタートは、予想以上に困難なものでした。フェルナンブーコ材をはじめとした原材料の入手から始まり、専用工具や設備、優秀な職人の養成など試行錯誤の連続でした。また真摯に学ぶという視点から、海外から著名な弓製作家を招いたり、スタッフを渡欧させたりして教えを乞い、徐々に合理的かつ創造的なフレンチスタイルの弓づくりの真髄を会得していきました。一方で国内外で活躍する一流演奏家を頻繁に訪ね、納得していただけるまで弓を作り直すことを繰り返し、プレーヤーの望む弓が何であるかを体当たりで学んでいきました。


 こうした努力が実を結び、’95 年には世界的バイオリニストであるピンカス・ズッカーマン氏に弓を納品、「最高のプレイングボウ」との賛辞をいただくことができました。ほかにも国内外の数多くの一流プレイヤーや弦楽器指導者にご愛用いただいております。
 また’90 年代よりスタートした国際製作コンクールへの挑戦では、’94 年に弊社職人の大瀬国隆がVSA 製作コンクール・チェロ弓部門でゴールドメダルを獲得。’16 年には若手職人の竹田と鎌田の共作コントラバス弓が技術賞を受賞するなど、若手職人もコンクールへの挑戦を続け、アルシェの高い技術が世代を超えて受け継がれていることを世界に証明しました。

アルシェ、可能性への飽くなき挑戦

 フェルナンブーコをはじめとする弓作りに必要な原材料は、現在ますます貴重なものとなっています。私たちはメーカーとしての責任のもと、こうした地球の恵みを余すところなく活かし、新しい時代に相応しい弓を創造していきたいと考えています。そしてフレンチ・ボウへの尊敬を忘 れることなく、弓作りを通して豊かで文化的な生活に貢献してまいります。もっと弾きやすい弓とは?もっと音色の良い弓とは?もっと美しい弓とは?──常に自問自答を重ねながら、世界最高の楽弓メーカーを目指し、私たちの可能性への挑戦はこれからも続きます。

PROFILE

プロフィール

Violin maker

堀 酉基

名古屋生まれ。1995年日本有数の老舗専門店・文京楽器に入社し、バイオリン製作に従事。ストラディバリをはじめとする歴史的名器を再現するプロジェクトに抜擢され、製作技術と審美眼を磨いた。現在は、ディーラーとして国際的に奔走する一方、製作家YUKI HORIとしても活動中。㈱文京楽器、㈱アルシェ代表取締役社長。

齋藤 司

20年以上のキャリアを持つベテランバイオリン職人。「ピグマリウス」を製作する一方、品質保証担当として修理やアフターサービスの対応にもあたっている。

内田 真樹

1997年入社。「名器の再現」プロジェクトに参加する。現在はその経験を活かし、広く「ピグマリウス」の製作に従事している。また製造部主任として「良質な楽器を広くマーケットに提供すること」をテーマに、品質やサービスの向上に尽力している。各地での楽器メンテナンス会でも活躍中。

瀬戸 進治

1999年入社。10年以上に渡り、(株)ビオリーノにて「ピグマリウス」の製造に従事。アルシェとの合併後は弓の製作にも携わっている。「Made in Japan」…海外のオリジナルに敬意を払いつつ、日本ならではの良さを伝えたい、との思いから、2017年からは開発部にも籍を置き、良い楽器を作るための努力を続けている。

小林 良太

1995年入社。「名器の再現」プロジェクトに参加。プロジェクトの結実となった「リバース」シリーズの製作・開発に携わる。その後は品質保証主任として「楽器を長く、良い状態で使ってもらいたい」をモットーに修理やクレーム処理を精力的にこなす。2011年4月、新たな境地を求め独立し工房を構える。在籍中に培った経験と技術を活かし各地の弦楽器メンテナンス会でも活躍中。




Bow maker

大瀬 国隆

弦楽器専門店で約10 年間楽器と弓の基礎を学んだ後、1983 年(株)アルシェ設立と同時に弓の製作スタッフに加わる。1990 年パリへ留学し、弓製作の第1人者であるトマショー氏、ロランド氏などの薫陶を受ける。1994 年11 月にはVSA(バイオリン・ソサエティ・オブ・アメリカ)第11 回国際製作コンペティションにて、チェロ部門ゴールドメダル受賞。翌1995 年5 月にはマンチェスター国際チェロフェスティバルにおいてシルバー賞を受賞した。工房は合掌造りで有名な富山県五箇山にあり、アルシェ・フラグシップモデルの製作に従事するとともに、最近ではフランスで学んだ弓づくりの真髄を伝えるべく、後進の指導にも力を入れている。

村上 亮一

1988 年入社。大瀬、中西らとともにアルシェ創生期の礎を築く。スティック削り、反り入れ、ヘッド加工などの製作に携わり、加工の細やかさ、安定した品質には定評がある。現在もベテランの腕を振い、入門クラスから中高級品クラスまで、幅広いグレードの製品を扱う。

鈴木 忠

1997 年入社。明治大学卒。アルシェの看板職人である大瀬、中西に弓製作の指導を受ける。工房長を務め、「プレイヤーにとって理想的な弓とは」との命題を追求するべく、製品全般の製作、研究、設計、及び生産管理に携わっている。また、ボウアドバイザーとして全国各地で開催される弓のメンテナンス会などで活躍する。

竹田 仁

1998 年入社。アルシェの看板職人である大瀬、中西に弓製作の指導を受ける。中・高級品を中心に弓の製作を手掛けている。2016 年にはVSA(バイオリン・ソサエティ・オブ・アメリカ)第22 回国際製作コンペティションにて、コントラバス部門技術賞を受賞した。弾き易く、そして見た目にも美しいフレンチの名弓を製作していきたいと、更なる技術向上に努めている。

鎌田 悟史

2005 年入社。アルシェの看板職人である大瀬、中西に弓製作の指導を受け、特にフロッグ(毛箱)、ボタンの製作を得意とする。2016 年にはVSA(バイオリン・ソサエティ・オブ・アメリカ)第22 回国際製作コンペティションにて、コントラバス部門技術賞を受賞した。現在は製造部主任としてアルシェ弓の品質改良や新製品開発にも力を入れている。

猪股 将治

2005 年入社。アルシェの看板職人である大瀬に弓製作の指導を受ける。現在は、鎌田とともに中級品以上のフロッグ、ボタンの製作を担う。「プレーヤーの皆様に喜んでいただける弓」を提供することをモットーとして日々丁寧な仕事に努めている。

田中 裕貴

2014 年入社。代官山音楽院卒。スティック製作を大瀬より、フロッグ製作を鎌田より指導を受ける。将来はアルシェの看板職人となるべく、日々技術を磨いている。全国各地で開催される毛替え調整会にて活躍中。

WORKSHOP

小田原工房

温暖で清浄な空気に包まれた、小田原工房。1本の楽器・弓が生まれるまでには数多くの工程を経ます。その各工程ごとに厳しい品質管理を行い、最高品質の材料とヨーロッパ伝統の工法を取り入れ作り上げる楽器・弓は、アメリカをはじめスイス、フランスなどのヨーロッパ各地へも輸出され、高い評価を受けています。

また、多くの海外の技術者が訪れ、最先端の情報交換の場となっています。日本から発信する世界のブランドとして、ここ小田原から新しい価値を創造してまいります。

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